新総勘定元帳について
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新総勘定元帳について
msg# 1
ゲスト
投稿数: 0
はじめまして。
新総勘定元帳のイメージがつかめないのですが、何か人に説明出来る程度に解説されているようなホームページまたは公開されているドキュメントの在り処を知ってる方いらっしゃいますか?
一応、HELPとSAP社のコーステキストは見たのですが、掴みどころがわかりません。
ご存知の方いらっしゃいましたらよろしくお願いします。
新総勘定元帳のイメージがつかめないのですが、何か人に説明出来る程度に解説されているようなホームページまたは公開されているドキュメントの在り処を知ってる方いらっしゃいますか?
一応、HELPとSAP社のコーステキストは見たのですが、掴みどころがわかりません。
ご存知の方いらっしゃいましたらよろしくお願いします。
投票数:405
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Re: 新総勘定元帳について
msg# 1.1
ヒントマン
「新総勘定元帳」でググってみると、多少資料でてきますが、イメージできるか微妙ですね。
old と Newで大きく違うのは、oldの場合、集計テーブルがGLT0、事業領域と勘定科目(他省略)の切り口しかありません。newの場合、FAGLFLEXTとかいう集計テーブルで、上述のほか、元帳、そして利益センタ、セグメントなどの管理会計項目など切り口項目が増えています。元帳という切り口があるということは、元帳を複数持てる。たとえば、日本の従来の会計基準の元帳、それに追加して国際会計基準ベースの元帳を持てるということです。また利益センタ会計も統合されているということです。
またオンラインスプリットという機能によって、今まで面倒な思いして組織別のB/Sを月次で作っていたのがオンラインで、B/S勘定の金額を組織別に割ってくれるというのが、目玉です。
特別目的元帳をさらに機能アップした感じですので、計画機能
配賦機能、セット、変数、レポートペインタ、ロールアップが従来どおり
使えます。
old と Newで大きく違うのは、oldの場合、集計テーブルがGLT0、事業領域と勘定科目(他省略)の切り口しかありません。newの場合、FAGLFLEXTとかいう集計テーブルで、上述のほか、元帳、そして利益センタ、セグメントなどの管理会計項目など切り口項目が増えています。元帳という切り口があるということは、元帳を複数持てる。たとえば、日本の従来の会計基準の元帳、それに追加して国際会計基準ベースの元帳を持てるということです。また利益センタ会計も統合されているということです。
またオンラインスプリットという機能によって、今まで面倒な思いして組織別のB/Sを月次で作っていたのがオンラインで、B/S勘定の金額を組織別に割ってくれるというのが、目玉です。
特別目的元帳をさらに機能アップした感じですので、計画機能
配賦機能、セット、変数、レポートペインタ、ロールアップが従来どおり
使えます。
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Re: 新総勘定元帳について
msg# 1.2
ゲスト
投稿数: 0
若干補足します。
新総勘定元帳(New-GL)の場合、FAGLFLEXTが集計テーブル、FAGLFLEXAが明細テーブルとなります。New-GLは「元帳ID」というものがあり、それが「日本基準」、「IAS/IFRS」、「米国基準」といった「それぞれの基準ベースで管理する元帳」のキーとなります。
この「元帳ID」の存在により、「複数基準会計」対応が可能となります。
(注:「元帳ID」は、ユーザ側任意でカスタマイズできる2桁のパラメータ値ですが、元帳ID="0L"は「SAP-ERP標準の値」で、メインの元帳IDとなります。)
あと、もう一つ重要なのが、New-GLから「セグメント」といわれる「組織概念」が登場しました。これは「事業領域」に取って代わる組織概念で、今後は「セグメント」が主たる組織構造コードとなります。New-GLのレクチャーを聴くところでは、「従来使われていた『事業領域』という組織構造コードは無くなる方向です」との事でした(この内容については、もう少し見定めていく必要があります)。
なお、New-GLを有効化したとしても、特別目的元帳(FI-SL)は従来どおり使用する事はできます。New-GLを有効化する事に伴う技術的な制約は受けません(New-GLのレクチャー受講時に聞きました)。
新総勘定元帳(New-GL)の場合、FAGLFLEXTが集計テーブル、FAGLFLEXAが明細テーブルとなります。New-GLは「元帳ID」というものがあり、それが「日本基準」、「IAS/IFRS」、「米国基準」といった「それぞれの基準ベースで管理する元帳」のキーとなります。
この「元帳ID」の存在により、「複数基準会計」対応が可能となります。
(注:「元帳ID」は、ユーザ側任意でカスタマイズできる2桁のパラメータ値ですが、元帳ID="0L"は「SAP-ERP標準の値」で、メインの元帳IDとなります。)
あと、もう一つ重要なのが、New-GLから「セグメント」といわれる「組織概念」が登場しました。これは「事業領域」に取って代わる組織概念で、今後は「セグメント」が主たる組織構造コードとなります。New-GLのレクチャーを聴くところでは、「従来使われていた『事業領域』という組織構造コードは無くなる方向です」との事でした(この内容については、もう少し見定めていく必要があります)。
なお、New-GLを有効化したとしても、特別目的元帳(FI-SL)は従来どおり使用する事はできます。New-GLを有効化する事に伴う技術的な制約は受けません(New-GLのレクチャー受講時に聞きました)。
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