Re: 新総勘定元帳について
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若干補足します。
新総勘定元帳(New-GL)の場合、FAGLFLEXTが集計テーブル、FAGLFLEXAが明細テーブルとなります。New-GLは「元帳ID」というものがあり、それが「日本基準」、「IAS/IFRS」、「米国基準」といった「それぞれの基準ベースで管理する元帳」のキーとなります。
この「元帳ID」の存在により、「複数基準会計」対応が可能となります。
(注:「元帳ID」は、ユーザ側任意でカスタマイズできる2桁のパラメータ値ですが、元帳ID="0L"は「SAP-ERP標準の値」で、メインの元帳IDとなります。)
あと、もう一つ重要なのが、New-GLから「セグメント」といわれる「組織概念」が登場しました。これは「事業領域」に取って代わる組織概念で、今後は「セグメント」が主たる組織構造コードとなります。New-GLのレクチャーを聴くところでは、「従来使われていた『事業領域』という組織構造コードは無くなる方向です」との事でした(この内容については、もう少し見定めていく必要があります)。
なお、New-GLを有効化したとしても、特別目的元帳(FI-SL)は従来どおり使用する事はできます。New-GLを有効化する事に伴う技術的な制約は受けません(New-GLのレクチャー受講時に聞きました)。
新総勘定元帳(New-GL)の場合、FAGLFLEXTが集計テーブル、FAGLFLEXAが明細テーブルとなります。New-GLは「元帳ID」というものがあり、それが「日本基準」、「IAS/IFRS」、「米国基準」といった「それぞれの基準ベースで管理する元帳」のキーとなります。
この「元帳ID」の存在により、「複数基準会計」対応が可能となります。
(注:「元帳ID」は、ユーザ側任意でカスタマイズできる2桁のパラメータ値ですが、元帳ID="0L"は「SAP-ERP標準の値」で、メインの元帳IDとなります。)
あと、もう一つ重要なのが、New-GLから「セグメント」といわれる「組織概念」が登場しました。これは「事業領域」に取って代わる組織概念で、今後は「セグメント」が主たる組織構造コードとなります。New-GLのレクチャーを聴くところでは、「従来使われていた『事業領域』という組織構造コードは無くなる方向です」との事でした(この内容については、もう少し見定めていく必要があります)。
なお、New-GLを有効化したとしても、特別目的元帳(FI-SL)は従来どおり使用する事はできます。New-GLを有効化する事に伴う技術的な制約は受けません(New-GLのレクチャー受講時に聞きました)。
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新総勘定元帳について
(ゲスト, 2009-4-16 13:19)
- Re: 新総勘定元帳について (ヒントマン, 2009-4-18 1:43)
- Re: 新総勘定元帳について (ゲスト, 2009-4-19 22:26)