Re: 原価センタカテゴリの活用事例について
yuma
原価センタカテゴリの使い方ですが、
製造業でよく使われる方法で、活動タイプとの組み合わせ制御があります。
製造業では、製造コストを計上する中で労務費は、通常、作業時間と賃率単価を掛け算して計上します。
製造原価 = 作業時間 × 賃率単価
その時の賃率単価をSAPでは活動タイプというマスタ情報を使って登録します。
活動タイプは色々な使い方がありますが、わかりやすい使い方としては作業内容として使う方法があります。
例えば、塗装作業や組立作業です。
その時に、製造1部での塗装作業や、製造2部での塗装作業など、同じ作業を異なる部門が行なうことは多々ありますので、単純に塗装作業が10,000円/時間などと賃率単価を決められない場面があります。
その場合、製造1部が塗装作業をすると10,000円、製造2部が塗装作業をすると12,000円等となる場合があるので、SAPでは、賃率単価を部門(原価センタ)と活動タイプとの組み合わせで登録する仕組みとしています。
賃率単価 = 原価センタ と 活動タイプ の組み合わせ
よって、
製造1部 と 塗装作業 で、 10,000円/時間
(原価センタ) (活動タイプ)
という形で賃率単価が登録されます。
その時に、製造1部は塗装作業はするが、別に製造3課があったとして、その3課では塗装作業をしていないとなると、間違えて、製造3課で塗装作業をしたという形の登録がされないよう、ここで、原価センタカテゴリが使われます。
原価センタカテゴリと、活動タイプにもカテゴリを設定する場所があるので、その両方のカテゴリが一致していないと、上記の賃率単価の登録ができないといったシステム上の制約を入れることができます。
この機能によって、たくさんの部門があり、たくさんの作業をしている工場で、間違えて、部門では行なっていない作業が登録されるのをシステム側からブロックすることができるようになりますよ。
製造業でよく使われる方法で、活動タイプとの組み合わせ制御があります。
製造業では、製造コストを計上する中で労務費は、通常、作業時間と賃率単価を掛け算して計上します。
製造原価 = 作業時間 × 賃率単価
その時の賃率単価をSAPでは活動タイプというマスタ情報を使って登録します。
活動タイプは色々な使い方がありますが、わかりやすい使い方としては作業内容として使う方法があります。
例えば、塗装作業や組立作業です。
その時に、製造1部での塗装作業や、製造2部での塗装作業など、同じ作業を異なる部門が行なうことは多々ありますので、単純に塗装作業が10,000円/時間などと賃率単価を決められない場面があります。
その場合、製造1部が塗装作業をすると10,000円、製造2部が塗装作業をすると12,000円等となる場合があるので、SAPでは、賃率単価を部門(原価センタ)と活動タイプとの組み合わせで登録する仕組みとしています。
賃率単価 = 原価センタ と 活動タイプ の組み合わせ
よって、
製造1部 と 塗装作業 で、 10,000円/時間
(原価センタ) (活動タイプ)
という形で賃率単価が登録されます。
その時に、製造1部は塗装作業はするが、別に製造3課があったとして、その3課では塗装作業をしていないとなると、間違えて、製造3課で塗装作業をしたという形の登録がされないよう、ここで、原価センタカテゴリが使われます。
原価センタカテゴリと、活動タイプにもカテゴリを設定する場所があるので、その両方のカテゴリが一致していないと、上記の賃率単価の登録ができないといったシステム上の制約を入れることができます。
この機能によって、たくさんの部門があり、たくさんの作業をしている工場で、間違えて、部門では行なっていない作業が登録されるのをシステム側からブロックすることができるようになりますよ。
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原価センタカテゴリの活用事例について
(うー, 2011-12-31 11:24)
- Re: 原価センタカテゴリの活用事例について (yuma, 2011-12-31 14:54)
- Re: 原価センタカテゴリの活用事例について (うー, 2011-12-31 21:57)
- Re: 原価センタカテゴリの活用事例について (emy, 2012-1-1 13:18)