Re: 見積精度の上げ方
emy
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ステップ数、機能数(FP)などによる見積もり手法がありますけど、私はどちらかというと人によってブレが多いといわれるけどKKD法(経験、勘、度胸)派です。勘は経験からピンとくるものであるし、自信がある経験だから度胸につながります。さまざまな要因を頭に入れて過去事例から相対的、総合的にはじきだす工数は以外にいいところついているものです。そこでプロジェクトマネージメント手法である「リスクマネージメント」を取り入れ、この見積もりにどのようなリスクが潜んでいるかを洗い出していきます。たとえば「ユーザーの参画度」これだって現状、客先の窓口が情報システム部門だけであれば「今後経理部門ユーザーがでてきてくつがえすようなことだって考えられる」これもひとつのリスク。基本設計書承認の遅れ、会議にいつも参加メンバーが異なりいつも同じことの説明し要件FIXの進捗が悪いとか、これもリスク。プロジェクトコントロールのよしわるしで開発工数のブレは広がります。いくら優れたPMであっても最悪のシナリオで、基本設計がどのくらい考慮深く書いているのか、もしジュニアの開発者だったらどの程度手戻りがあるか?なども含め見積時に考慮します。しかし客先にはこんな要因全部正直に説明するわけにはいきませんから、はじきだした工数を逆算でステップ数に落としたり選択条件パターン、チェックロジックの複雑さによるテスト工数として説明しております(まんざらうそじゃない)。hiro888さんの開発者レベルによる係数もいい説明の材料ですしいい見積もり手法です(希望どおりの開発者がアサインされればブレも少ないんでしょうけど・・)
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見積精度の上げ方
(ゲスト, 2008-2-4 1:02)
- Re: 見積精度の上げ方 (hiro888, 2008-2-10 16:35)
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