Re: 通貨毎に換算レートタイプの初期値したい
mkouso
投稿数: 11

まず第一に伝票タイプにあるレートタイプはSAPでは殆ど使用することはありません。
SAPで使用されるレートタイプはMで、これはハードコードされていて変更はできません。そのため伝票タイプのレートタイプで制御する方法だとすぐ行き詰まるものと思います。複数会社コードで共用するものでもあります。
例えばSD販売管理でBレートを使いたいので得意先マスタに割り当てることができますが、これは受注伝票にだけ使用され、会計換算レートというフィールドに代入するUserexitで代入する必要があります。つまりSDから来る伝票には伝票タイプで指定するレートタイプは利きません。
レートタイプ Mには「Inversion」という機能を使用してはなりません。ご質問の内容ですと、USD-JPYの組み合わせ、EUR-JPYの組み合わせをt-cd OBBSでMレートに登録して、月一回などt-cd OB08またはt-cd TCURMNTでレートを更新します。
例えばシンガポールにある会社ではUSD-SGD、EUR-SGDの組み合わせを使うので、他国にある会社コードと切り分けをすることができるのですが、「Inversion」をオンにしてしまうとこの切り分けができなくなってしまいます。
Closing Rate締めレート用のレートタイプは別途登録して外貨換算再評価プログラム用のレートを保持させる、というのがSAPでのコンセプトです。
SAPで使用されるレートタイプはMで、これはハードコードされていて変更はできません。そのため伝票タイプのレートタイプで制御する方法だとすぐ行き詰まるものと思います。複数会社コードで共用するものでもあります。
例えばSD販売管理でBレートを使いたいので得意先マスタに割り当てることができますが、これは受注伝票にだけ使用され、会計換算レートというフィールドに代入するUserexitで代入する必要があります。つまりSDから来る伝票には伝票タイプで指定するレートタイプは利きません。
レートタイプ Mには「Inversion」という機能を使用してはなりません。ご質問の内容ですと、USD-JPYの組み合わせ、EUR-JPYの組み合わせをt-cd OBBSでMレートに登録して、月一回などt-cd OB08またはt-cd TCURMNTでレートを更新します。
例えばシンガポールにある会社ではUSD-SGD、EUR-SGDの組み合わせを使うので、他国にある会社コードと切り分けをすることができるのですが、「Inversion」をオンにしてしまうとこの切り分けができなくなってしまいます。
Closing Rate締めレート用のレートタイプは別途登録して外貨換算再評価プログラム用のレートを保持させる、というのがSAPでのコンセプトです。
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通貨毎に換算レートタイプの初期値したい (リョウタロウ, 2022-3-13 13:53)
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Re: 通貨毎に換算レートタイプの初期値したい (mkouso, 2022-4-5 12:16)
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Re: 通貨毎に換算レートタイプの初期値したい (りょうたろう, 2022-4-5 16:35)
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